なぜ間違えたのか㉚
第三十弾!
今回は、「ギャンブラーの錯覚のワナ」
~なぜ、「プラスマイナスゼロに調整する力」を信じてしまうのか?~
私たちは、「運命をプラスマイナスゼロに調整する力」が存在していると信じている。
例として、ギャンブルがあげられる。
ルーレットで、赤が連続して20回出た。次に出る目は赤か黒か?
ほとんどの人が黒にかける。
しかし、実際に黒が出たのは27回目だった。ほとんどの人が賭けに負けてしまった。
気温の変化のように、前日が記録的に寒くなった場合は、徐々に気温は上がっていくが、それは、気温は、前日と関係ないわけではないからだ。
ギャンブルでいえば、ルーレットの赤か黒かの確率はいつも50%は変わらない。
数学的には、「独立」と呼んでいる。
私は、よっぽどの暇とお金がないとギャンブルはしない。数学科出身という事が大きい。
長くギャンブルをすればするほど負けるから(笑)
運は、プラスマイナスゼロにはならない。
悪いことが起こった場合、それはずっと続くことはないけど。