幻庵(上)
百田尚樹 著
分厚い(笑)
これは、ひょっとして海賊と呼ばれた男よりも分厚いのでは?と思い、ページ数を見てみたら、幻庵(上)のほうが少し多かった。
幻庵(上)411ページ
海賊(上)380ページ
結構なお値段なので、上巻を読んでから下巻を買おうかなと一瞬思ったが、絶対、続きがすぐに読みたくなると思ったので、海賊と呼ばれた男の時も、今回の幻庵も上下巻を一緒に買った。
財布は痛かった。 I have a walletache(造語です)
海賊と呼ばれた男は、夢中になって読んで、翌日が休みの日の夜から読んで、休みの日には一日読んでいた。
2日で読んだことになるが、今回は比較的ゆっくりと読んでいる。数日かかって上巻を読んだ。
30年分ぐらいの壮大なお話だった。下巻はさらに次の30年ぐらいになるのだろうか。
私は、そもそも碁のことはよく知らないので、のめり込む感じではないが、一つ一つの勝負、その背景、対戦者の心情
まるで、その場にいるかのように感じていました。
永遠の「0」、海賊と呼ばれた男、そして、幻庵とタイムスリップした感じ、少なくとも映画を見ている錯覚を感じた。
おそらく、百田尚樹さんは、転載の一人だと思う。虎ノ門ニュースを見ていると、博識のおもろいおっさんで、しかも口が悪いし、一見軽率にも見える。
間違ったときは訂正もするしお詫びもする。素晴らしいと思う。
ただ、この本については、碁も百田尚樹さんも知らない人が読むとどうなるか…(笑)