父の謝罪碑を撤去します
大高未貴 著
吉田清治という名前は聞いたことがある人は少なからずいると思います。
吉田清治は、いわゆる従軍慰安婦に関する「吉田証言」を執筆するが、のちに朝日新聞社が虚偽、創作であると認めた。
ちなみに、朝日新聞社は認めたが謝罪はしていない。女性の人権問題と問題点をすり替えて今でも喧伝し続けている。
大高さんは、昨年、吉田清治の息子さんを取材し、吉田清治が自費で建立したという韓国にある「謝罪碑」を撤去したいと申し出を聞いた。
吉田清治の息子さんは、この任務に適任とされた奥茂治氏に依頼して、撤去を試みる。
試行錯誤があり、撤去するのは不可能と判断した奥茂治氏は、碑文の上から新たな文言を入れることを決断。
碑文は、書き換えられた。
かに見えた。
が、しかし、奥茂治氏が韓国滞在中に、身柄を拘束された。
拘束理由は、「損壊」と「不法侵入」だ。
碑文の損壊はしていない。不法侵入に関しては、厳密にいえばしていることにはなる。
日本では、「三年以下の懲役、または十万円以下の罰金」となっている。無事を祈るしかない。
現時点(2017.10.04)時点で、まだ奥茂治氏の出国は許されていない。。