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松下村塾


 私が尊敬している方々の中の一人 吉田松陰先生が教壇に立っていらっしゃったという教室ですね。私が、以前勤めていた塾で、山口(下関)に異動になり、すぐに行ってきました。3回は行きました(笑)

 松下村塾では、みなさんご存知の通り、初代内閣総理大臣 伊藤博文を輩出しています。山形有朋や高杉晋作も松下村塾で学びました。

 印象的なのは、松陰先生がおっしゃった「私は、教えることはできませんが、一緒に学びましょう」という一言です。もちろん、松陰先生がおっしゃったのは、この一言だけではありませんから、この言葉にとても重い意味が感じられるのですけどね。このとき松陰先生は、萩明倫館で塾頭だったはずなのですが…

 松下村塾は、身分、出自に関係なく、塾生を受け入れていたと言われています。当時は江戸時代。学校の教科書では、「士農工商という身分制度があり、いわゆる差別が普通に存在した。」と習います。松陰先生は、身分に関係なく学びたい人が学ぶべきと考えておられたのでしょう。

 しばらく行っていないので、そろそろ行きたいと思う今日この頃です。


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